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売れ筋の便秘薬・下剤・整腸薬をランキング形式で紹介!副作用もチェック!

便秘を解消するためにいろいろと試しても効果がない。便秘続きでお腹は張るし、イライラや肌荒れに悩んでいる方も多くいらっしゃいます。そして便秘薬に頼るしかないという時、市販の便秘薬の種類が多すぎて悩んでしまいます。いざという時のために、人気の便秘薬をランキング形式で紹介します。

解消効果の高い便秘薬を選ぶ3つのポイント!

辛い便秘が続くとなんでもいいから出し切りたいと思いがちですが、快適に便を排出し、その後も便秘を繰り返さないようにすることが大切です。その場しのぎや繰り返し便秘薬に頼るのではなく便秘解消するために必要な、便秘薬選びの3つのポイントを紹介します。

◇便秘薬を選ぶポイント1 成分と作用

 

 便秘薬には、大きく分けると「刺激性」「機械性」と2種類あります。
「刺激性」便秘薬は、小腸や大腸へ刺激を与え、排便に必要な腸の収縮運動を促します。「機械性」便秘薬は、便の水分量を増やし、容易に排便できるよう促します。

 刺激性便秘薬は、「アントラキノン系」と「ジフェニルメタン系」に分かれます。
「アントラキノン系」は、大腸の粘膜をしっかりと刺激し腸の収縮運動を促す作用があります。
「ジフェニルメタン系」は、アントラキノン系よりもソフトな効き目で、腹痛など伴いにくく服用時の負担が少なく作用します。

 機械性便秘薬は、「膨張性下剤」「湿潤性下剤」「塩類下剤」「坐薬」に分かれます。
 「膨張性下剤」は、大量の水分と共に服用することで、食物繊維同様に腸内水分を吸収・膨張するお薬です。便のカサ増しすることで大腸を刺激し、排便促進作用を促します。
 「湿潤性下剤」は、界面活性剤により便を柔らかくします。アントラキノン系便秘薬と併用することで、排便促進効果を発揮します。
 「塩類下剤」は、浸透圧の高い物質で大腸内水分量を増やし、便を柔らかく滑りやすくします。
 「坐薬」は、肛門から挿入する便秘薬です。口から服用するお薬とは異なり、直接腸へ刺激を与えるため、即効性が高いことが特徴です。

◇便秘薬を選ぶポイント2 服用量の調整

 

 便秘薬の服用は、それぞれ記載の服用量を守り服用するようにします。しかし、便秘の症状はひとそれぞれ個人差がありますので、効きすぎると激しい腹痛や下痢を発症する場合もあります。個々の症状に応じて、服用量を微調整しながら排便促進することがポイントとなります。そこで、錠剤タイプでも調整可能ですが、より細かく調整できる粉末または液体タイプのものがおすすめとなります。

◇便秘薬を選ぶポイント3 習慣性と相性と効果

 

 繰り返し便秘薬を服用していると、便秘薬の刺激無しでは排便が出来なくなってしまう場合があります。また、腸が便秘薬の刺激に慣れてしまうと効果も薄れ、より強い便秘薬を必要なってしまうこともあります。便秘薬を選ぶときは、習慣性の無いものであると同時に、自分に合った効能や他のお薬との相性などに注意し厳選すること大切です。


人気の便秘薬ランキング!副作用はある?

 お薬には、副作用があります。便秘薬も例外ではなく、本来自然と起きる便意を薬剤で誘発するため、身体には負担がかかります。その結果、服用時に激しい腹痛や下痢などの発症や、常用することで腸機能を低下させ便秘の慢性化などの副作用発生の可能性があります。市販薬を購入する際は、リスクをきちんと理解することも大切です。

☆人気1【コーラック】

 

[分類] 大正製薬 第2類医薬品 腸溶錠剤
[評価] 即効性★★★ 穏やかさ☆☆☆ 副作用★★☆
[特徴] 主成分ビサコジルの働きで、慢性便秘や常習性便秘に効果の高い便秘薬です。腸収縮運動を促し、残便感を残すことなくスッキリした効き目が特徴です。有効成分が胃で溶けることなく、腸で効くように5層コートで作られたピンク色の小さな小粒は、とても飲みやすく作られています。
[服用] 就眠前または排便期待の数時間前に、1日1回2錠を噛まずに水またはぬるま湯で服用します。
※効果の現れる時間には個人差があります。目安として服用から6〜11時間後効果が現れます。
[副作用] 激しい腹痛・吐き気・嘔吐・下痢

☆人気2【スラーリア】

 

[分類] ロート製薬 第3類医薬品 錠剤
[評価] 即効性★★☆ 穏やかさ★★★ 副作用★★★
[特徴] 主成分酸化マグネシウムの働きで、水分不足により硬く頑固になった便秘に効果の高い便秘薬です。ミネラルの働きで、腸内の水分を集め水の力で洗い流す発想により、便を柔らかす滑り出しやすくするのが特徴です。マグネシウムなどミネラルを使用した塩類下剤は、一般的に素早い効果が現れ、習慣性になりにくい低刺激性の便秘薬です。
[服用] 空腹時に1日1回3〜6錠を水またはお湯で服用します。
※効き目の度合は個人差があります。自分の症状の度合に応じて調節可能です。まずは3錠から始めて、便通の様子に合わせて減量または増量してください。
[副作用] 激しい腹痛・吐き気・嘔吐・強い眠気・意識の薄れ・立ちくらみ・脈が遅くなる・息苦しい・筋力低下・口渇など

☆人気3【新ウィズワン】

 

[分類] ゼリア新薬工業 指定第2類医薬品 顆粒
[評価] 即効性★★☆ 穏やかさ★★☆ 副作用★★☆
[特徴] 食物繊維「プランタゴ・オバタ種皮」と生薬「センノシド、カスカラサグラダ」配合により、自然なお通じを促す便秘薬です。食物繊維を補いながら、生薬の力で腸を穏やかに刺激するため、便秘薬初心者にもお勧めです。飲みやすいサラサラの顆粒はチョコレート風味に仕上げてあり、携帯に便利なスティック包装となっています。便秘はもちろんのこと腹部膨満や腸内異常発酵の他にも、食欲不振や吹き出物・肌荒れといった症状にも効果があるため、女性に嬉しい便秘薬です。
[服用] 食後に1日1〜3回3/4包〜1包服用します。
※効き目の度合は個人差があります。自分の症状の度合に応じて調節可能です。まずは3錠から始めて、便通の様子に合わせて減量または増量してください。
[副作用] 激しい腹痛・吐き気・嘔吐

☆人気4【スルーラックS】

 

[分類] エスエス製薬 指定第2類医薬品 腸溶錠剤
[評価] 即効性★★☆ 穏やかさ★★☆ 副作用★★☆
[特徴] 主成分ビサコジルとセンノシドカルシウムの働きで、自然な便意が起こりにくくなる弛緩性便秘に効果の高い便秘薬です。大腸の粘膜を刺激し鈍った腸運動を促進すると共に、副交感神経への刺激で便意を起こします。これにより溜まった便がしっかりとスムーズに排出させる便秘薬です。有効成分が胃で溶けることなく、腸で効くようにコーティングされた錠剤で飲みやすく作られています。便秘はもちろんのこと腹部膨満や腸内異常発酵・痔の他にも、食欲不振や吹き出物・肌荒れといった症状にも効果があるため、女性に嬉しい便秘薬です。
[服用] 就眠前または空腹時に1日1回1〜3錠服用します。
※効果の現れる時間には個人差があります。目安として服用から6〜8時間後効果が現れます。
[副作用] 激しい腹痛・吐き気・嘔吐・下痢

☆人気5【カイベールC】

 

[分類] アラクス 指定第2類医薬品 腸溶性糖衣錠剤
[評価] 即効性★★☆ 穏やかさ★★☆ 副作用★★★
[特徴] 主成分ビサコジルとセンノシドの働きで、自然な便意を得る手助けをすると共に、便秘による不快な症状への効果もある便秘薬です。2つの成分が直接大腸へ作用し、確かな効き目を得られることが特徴です。便秘はもちろんのこと腹部膨満や腸内異常発酵・痔の他にも、食欲不振や吹き出物・肌荒れといった症状にも効果があります。有効成分が腸で溶けるように糖衣コーティングされたピンクの小粒が、飲みやすいだけでなく、症状に合わせて錠数調整可能です。
[服用] 2〜3日お通じが無い時に服用します。空腹時または就眠前に1日1回1〜2錠を噛んだり潰したりせずにそのまま服用します。
※効き目の度合は個人差があります。お通じの状態や具合に応じて1日1回まで服用可能です。
[副作用] 発疹・かゆみ・激しい腹痛・吐き気・嘔吐・下痢

☆人気6【タケダ漢方便秘薬】

 

[分類] 武田薬品工業 第2類医薬品 錠剤
[評価] 即効性★★☆ 穏やかさ★★★ 副作用★★☆
[特徴] 主成分大黄甘草湯エキスの漢方処方の自然派便秘薬です。生薬である大黄は、武田薬品の研究開発による国内栽培の「信州大黄」を使用しています。これを主薬である甘草へ配合しているため、大腸をしっかり働かせ、スムーズに便を運び出すことが特徴です。便秘はもちろんのこと腹部膨満や腸内異常発酵・痔の他にも、食欲不振や吹き出物・肌荒れといった症状にも効果があります。
[服用] 就眠前に1日1回1〜3錠を噛まずに水またはお湯で服用します。
※効果の度合は個人差があります。最少量より始め、便通状況をみながら0.5〜1錠ずつ増減調整可能です。
[副作用] 激しい腹痛・吐き気・嘔吐・発疹・激しい腹痛を伴う下痢など


便秘薬・下剤・整腸剤の違いはどこ?

便秘解消のために使用する「便秘薬」「下剤」「整腸剤」の違いはいったい何でしょう。詳しく説明します。
◇違い1 目的

 

 苦しい便秘の緊急対策として使用するのが、便秘薬や下剤です。今苦しい便秘を真っ先に解消することを目的としています。
 一方、予防や腸内環境改善に重点を置いて使用するのが、整腸剤です。本来の健康な腸状態を取り戻すことを目的としています。
◇違い2 効果

 

 便秘薬や下剤は、便秘を強制的に解消する即効性があります。場合によっては効果が過剰に現れてしまい、激しい腹痛や下痢を起こすリスクがありますが、効果は基本的に一時的なものです。
 整腸剤は、腸内環境を整えるだけで便秘解消の強制力や即効性はありません。緩やかな効果で腸内環境を改善します。一度改善された腸内環境は、持続性があります。
◇違い3 価格

 

 便秘薬や下剤と整腸剤の価格を比べると、整腸剤の方が高価です。
 便秘薬や下剤は即効性効果を単発で起こすことを主としているのに対して、整腸剤は身体に負担をかけず腸内環境を整えるため、様々な成分が配合され価格が高くなります。

便秘薬の頼り過ぎは厳禁!根本からの改善を!

種類も豊富な便秘薬は、効果効能も服用方法も様々です。便秘の症状や度合も人それぞれですので、まずは自分の症状や体質にあった便秘薬を選び、上手に活用することが大切です。しかし、便秘薬そのものはあくまでも排便のお手伝いをするお薬だということを忘れないでください。つまり便秘の根本解決にはならないということです。便秘薬だけに頼りすぎると、身体が薬になれてしまい、効果が出にくくなります。
便秘の根本原因は、生活習慣や食生活・運動不足・ストレスなどにあります。これらの根本原因を改善し、便秘体質にサヨナラするためにも、便秘薬の頼りすぎは厳禁です。
安易に便秘薬で排便を促すのではなく、まずは食事や飲みもの・生活リズムや運動など無理なく自分に合った改善方法を試し、どうにもならい時だけ、便秘薬のお世話になることをおすすめします。